こんにちは。カママリナカマリです。
クラシック&ビンテージをコンセプトにしたバー。南雲代表がMixologyグループの新店舗を2020年9月10日にオープンしました。同業者なので、なかなかオープン初日に伺うという事はしていなかったのですが、恐れ多くも15時オープンきっかりに伺ってみました。
オープンと同時に満席、流石ですよね。カクテルも本当に素晴らしいものでした。
メニューにはコンセプトの説明と、クラシックカクテルの年表。そして、カクテルリスト。
カクテルリストは
日本のレジェンドバーテンダーが生み出したカクテル
個人的には青い珊瑚礁がメニューに載っていることに驚きました。でも、日本のカクテルブックには必ず載っている立派なクラシックカクテル。20年以上バーテンダーやっていても、注文受けたことないなぁ。
ノスタルジアカクテル
スタンダードカクテルだけど、実は飲んだことないんじゃない?っていうカクテルリスト。Harvey-Wallbangerとかカクテル名を見るのは、バーテンダーマニュアル以来ですし、Olympicとかカクテル名を聞くのは、HBAホテルバーテンダー協会のバーテンダー認定実技試験以来です。
ワールドクラシック
世界のクラシックカクテル。近年流行しているカクテルたち。Sazerac、Corpse Reviver No.2とか。
他にはヴィンテージカクテルとかメニューを眺めているだけでも、つまみになりそうな内容でした。
今回チャレンジしたのは、カクテル3杯のパッケージ。
ジンリッキー、水割り、サイドカーを選択。
マスター/ヘッドバーテンダーの伊藤さんはクラシックカクテルの巨匠としてとても有名な方です。私は以前ご縁があり、一緒に牛蒡を使用したカクテルをつくるという企画で参加しました。そして、伊藤さんはそのメンターとして参加されていました。とても知識が豊富でお話を聞いていて驚きが多く楽しかった思い出があります。
ご一緒させていただいた、DP LABO 今回のお題『ごぼう』の様子はこちら
伊藤さんがMixologyグループに入ってからは、Mixologyグループがシンガポールで行われたセミナーに、私が参加したこともありました。
とは言え、伊藤さん自信のクラシックカクテルをいただく機会がなかったので、今回は3つのカクテルのうち2つはシンプルなものを選びました。
カクテルベース(水割り含む)のスピリッツは全てオリジナルのブレンドがされています。水割りのウイスキーはバランタインを使用しています。バランタインファイネストのオールドボトルを混ぜて、仕上げにバランタイン30年を加えています。口に含むと、味わいが大きく広がり、余韻がながく太く残ります。ブレンデッドウイスキーのブレンドの技術もですが、ステアの技術も重なって芸術作品となっていました。カクテル一つ一つが本当にオタク(いい意味です)で、いろいろ驚きがありました。それぞれのカクテルの特徴を生かすブレンドを考えているんだと思います。キラキラに磨かれたカクテルを頂き幸せでいっぱいになりました。美味しいものを頂く時って本当に幸せですよね。
私は下戸バーテンダー。連れが頼んだカクテルを一口づつ頂くにしても限界があります。まだ、挑戦したいカクテルがたくさんあるので、是非また伺いたいと思います。