CIELITO LINDO (シエリト・リンド) BAR AND GRILL  at 東京ポートシティ竹芝

カウンターは外側からも利用できる。サクッと一杯飲むことも出来るし、コンセントも完備しているので、ビジネスマンの利用も意識している。

 竹芝が凄い!
 こんにちは、カママリナカマリです。私、竹芝駅に起きていること知りませんでした。国家戦略特区プロジェクトとして、開発されているエリアであることも。。。友人バーテンダー大竹直哉氏がエグゼクティブバーテンダーを務める『CIELITO LINDO』がオープンするということで、行ってきました。場所を確認すると『東京ポートシティ竹芝』、とにかくいろいろと最先端のビル(ロボットが多かったり、エレベーターやトイレの込み状況も確認できたり、ソフトバンクが入っていたり)の中にお店がオープンしました。

 BAR AND GRILLというカテゴリーですが、シェフは在日メキシコ大使館総料理長として活躍した方、で、セビーチェやタコス、ワカモレなどメキシコ料理が中心でした。
 エグゼクティブバーテンダーは国内外活躍中の大竹氏。テキーラやメスカルなどをベースに幅広い味わいでカクテルラインナップが揃っていました。

店名にもなっている『CIELITO LINDO』は、メキシコ国民に古くから愛される歌で、お客様から長く愛されるお店でありたいという、思いが込められた名前だそうです。

こだわりのカクテルたち

 ドリンクのメニューを開くと、店名にもあるとおり、音楽から着想したデザインで、カクテル一つ一つが楽譜で表現されていました。五味が1から5までのレベルで表示されており、甘口、酸味が強いなどのテイストが把握できます。また、分数はアルコール度数を表しており、ノンアルコールなら分子はゼロで、数が5に近づくにつれて、アルコール度数が高いというのがわかるようになっています。

楽譜メニュー。

面白いのは、楽譜メニューだけじゃありません。
パローマNO.1からNO.6 クラシックカクテルのパローマ※1のツイスト※2シリーズ。パローマNO.1からNO.6まであるのです。
MUSIC AND PEOPLE 音楽をイメージしたカクテル。TMネットワークのGET WILDが、メニューに載っていたのは、ツボでしたね。
ELEMENTS TO GLASS カクテル名が【西洋梨】といったように、フルーツなどを使用したカクテルたち。
WORLD CLASSICS 世界のクラシックカクテル。Mariel(また別の友人バーテンダーの作品)が入っていたのは感動しました。
MOCK TAILS はい!モクテルページもありました。
どのカクテル/モクテルも流石大竹氏、一杯一杯こだわって作られていました。実際ずーーーーーと、カクテルを作り続けていたのです。。。

モクテルもしっかり、6種類あります。
半分くらいのオリジナルカクテル制覇しました。
パローマNO.4

店内100席近くで、BAR AND GRILLというカテゴリーでオリジナルカクテルが36種類もあるって、バーテンダー目線から見ると大変そうの一言です。ビールやワイン、テキーラ、ラムなど、カクテル以外の飲み物もたくさんあるのです。

 お料理はセビーチェ、ポテト、トルティーヤ、タコス、ワカモレ、チーズフォンデュ、フリットをいただきました。どれも美味しかったです。チーズフォンデュのゲストの席でチーズを注ぐというパフォーマンスで見てて楽しかったです。タコスの生地も特徴があり、食感がよかったです。GRILLなのに、グリル料理(お肉料理)を注文していなかったことに今気が付いたので、次回来店時はグリル料理を注文したいと思います。

セビーチェ。
チーズフォンデュ。
タコス。
ワカモレ。
ポテト。

 別件になりますが、東京ポートシティ竹芝と竹芝駅、浜松町駅(首都高を超えた歩道橋!)がダイレクトに結ばれているので、アクセスも便利でした。

 ギター、メキシカンハープ、トランペットによる生演奏もあります。みんなでワイワイ楽しい雰囲気で美味しい料理とカクテル/モクテルおすすめの新しいお店です。これから、もっと有名な場所になるだろう竹芝、楽しみですね。

※1パローマとは、カクテル名。テキーラをベースにグレープフルーツ、ソーダで満たしたカクテル。バーテンダーによっては、グラスの縁にお塩をつけたり、液体の中にお塩を入れたり、シンプルなレシピのカクテルなので、アレンジも多いです。
※2ツイストとは、カクテルの世界でツイストとはアレンジを指します。ここでは、パローマのツイスト=パローマのアレンジとなり、ベースのテキーラをほかのスピリッツに変えたり、一つ材料を増やしたりなど、どこまでがアレンジ(ツイスト)なのかは定義はないものの、一般的にバーテンダーの中では、いじりすぎていないアレンジレシピのことだと、私は思います。

投稿者: Kamamarinakamari

カクテルの大会で日本一6回。世界大会二位の受賞歴をもつ下戸バーテンダー。好奇心旺盛な女性バーテンダーの記録。